小牧合気会(旧名称・小牧市合気道連盟)は、昭和六十年三月に小牧市武道館で稽古を始めたのがその記念すべき第一歩です。
当時から指導をつとめる久木田一郎師範のもと、子供を中心に少数の愛好者で稽古をしていました。そのうちに子供を引率してきた父母が稽古に加わるようになるなど、次第に人数も増え、今では一般の部で30人、子供の部で60人を越える門下生が毎週土日の夕方、稽古に励んでいます。
また、平成6年7月からは、毎週月・金曜日に光ヶ丘中学校武道場で桃花台教室を、平成16年4月からは毎週水曜日の午後にレディース教室、平成20年4月からは岩崎中学校武道場で岩崎教室も始まりその活動の輪を広げています。
師範は日頃から「日常生活に生かせる合気道」を 道場だけでなく、日々の生活に反映できるよう心がけ、子供の部では「合気道も学校も同じ。先生の話をよく聞き、素直な心で学ぶ。」一般の部では「心構え」「姿勢」「集中」といったことの大切さを説いています。
近年、心の荒廃が叫ばれる中、日本人の心の拠として武道が見直されています。私たちも合気道を通して、互いに尊重し「気」を合わせ正しい方向に導く心を広めていきたいと考えています。

稽古理念

目的

合気道の稽古を通じ、道友同士が切磋琢磨し、身体の合理的な「動作」「精神」に更なる磨きを掛けるものであり、これらを通じ「和」の心を追求し、専ら社会生活における様々な場面において常に「調和する」ことを心がけ、行動できる人となることを標榜するものです。

目標

  • 日常生活の中に活かせる合気道であること。
  • 自らをもって争わず、しかし、万が一の時にも自らの活路を見いだせること。
  • 徒手だけでなく、武器特性も理解し扱えるようにすること。
  • 人の痛みの分かる人となること。

手法

  • 礼儀正しい動作を学ぶ。
  • 指導者の示範した技を1対1の 組になり反復稽古する。
  • 無理やり力を入れず、我慢せず、動作が自然にできるよう繰り返す。